JRA賞馬事文化賞受賞記念

 

JRA賞馬事文化賞受賞記念

岡田敦写真展 エピタフ 幻の島、ユルリの光跡

2024年7月27日(土) ~8月19日(月)

 

帯広競馬場 ばん馬ギャラリー
北海道帯広市西13条南9丁目

時間:帯広競馬場開門時刻~17:00
料金:入場無料
休館:毎週火曜

 

 

主催:特定非営利活動法人 とかち馬文化を支える会
後援:帯広市

 

 

岡田敦氏の著書『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』のJRA賞馬事文化賞受賞を記念して本展を開催いたします。

岡田氏は、木村伊兵衛写真賞などビッグタイトルを獲得する気鋭の写真家として知られていますが、そんな氏が魅了され追い続けているのが無人島ユルリ島に放たれている重種馬たち。過酷ともいえる自然の中で凛として生きる馬たちが、しかし、岡田氏のレンズの前で見せる優しい眼差し。そうしたユルリ島の馬たちを含め、島の空気を丸ごと、そのまま凝縮した鋭い写真は、観る人を震撼させるほどです。

全国の馬好き、特に重種馬を愛する人たちが集う帯広競馬場。その片隅に建てられた「ばん馬ギャラリー」は、著名なアーティストが匿名で建設費を寄付し2015年に完成したものですが、その場で、重種馬アートの真骨頂とも言うべき本展が開催できるのは正に天啓。岡田氏の切り取ったユルリ島の馬たちの息遣いを、視線を、そして、肌触りまでも、御実感いただきたいと思います。

 

特定非営利活動法人 とかち馬文化を支える会

 

 

問い合わせ先
特定非営利活動法人 とかち馬文化を支える会
TEL. 0155–67–6890
https://umabunka.com


 

 

エピタフ

 

JRA賞馬事文化賞受賞

書籍『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』

住人ゼロ、上陸禁止、馬だけが暮らす現代のロスト・ワールド。
木村伊兵衛賞写真家による“ユルリ島をめぐる冒険”の記録

 

初版第1刷発行:2023年6月11日
初版第2刷発行:2024年6月11日

著者:岡田 敦
構成:星野智之
デザイン:泉 美菜子(PINHOLE)
編集協力:田代綾香(岡田敦写真事務所)
発行:インプレス

価格:2,700円+税
判型:188mm×127mm
総頁:240ページ
仕様:ハードカバー(クロス装)
ISBN: 9784295016540

 

 

誰も入ることができない島。
馬だけが暮らしている島。幻の島……。

ユルリ島の話を初めて聞いて以来、
僕の心のファインダーの中に、
その遠くに霞む幻の島が現れた。

仕事で写真を撮影しているときも、
被写体の向こうにまだ見ぬ島の影が
ちらついているような気がした。

はっきりとした像を結ぶことのない
その島の上を、幻の馬が走っていた。

僕にはその馬のいななきさえ、
耳を澄ませば聴こえてくる気がした。

 

――プロローグ「幻の島への未完の航海日誌」より

 

 

Amazon: エピタフ
https://amzn.asia/d/0MV9kbL

 

 

メディア

グリーンチャンネル「草野仁のGate J.プラス」ゲスト:岡田敦 2024年3月~4月
NHK「日曜美術館 アートシーン」2023年9月24日
NHK「ほっとニュースぐるっと道東!」2023年9月6日
NHK NEWS「神田日勝の油絵と無人島の写真のコラボ展」2023年9月6日 >> Click
FNNプライムオンライン「たてがみ なびかせ視線送る白馬」2023年9月4日 >> Click
UHB「みんテレ」2023年8月25日

 

ダ・ヴィンチ「物語のある写真集」2024年3月15日 >> Click
ALL REVIEWS「野生化した馬の生態を描く 本村凌二」2024年3月12日 >> Click
netkeiba「コラム『熱視点』島田明宏」2024年2月8日
優駿「2023年度JRA賞 受賞馬・受賞者一覧」2024年2月号
毎日新聞「今週の本棚 本村凌二」2024年1月27日 >> Click
十勝毎日新聞「鹿追ゆかりの岡田さんがJRA馬事文化賞」2024年1月21日
毎日新聞「馬事文化賞に岡田氏」2024年1月20日
釧路新聞「岡田敦氏『エピタフ』JRA賞馬事文化賞に」2024年1月13日
デジカメ Watch「岡田敦氏の『エピタフ』がJRA賞馬事文化賞に」2024年1月11日
競馬のおはなし「2023年度JRA賞馬事文化賞が決定」2024年1月10日
北海道新聞「岡田敦さん著書、JRA賞馬事文化賞に」2024年1月10日
サンケイスポーツ「馬事文化賞に写真家・岡田敦氏」2024年1月9日
優駿「優駿的読書案内 立川末広」2024年1月号 >> Click
朝日新聞「書評委員の『今年の3点』 小澤英実」2023年12月23日 >> Click
北海道新聞「季評」2023年11月21日 >> Click
新潮「霧の向こうに 久栖博季」2023年9月号 >> Click
十勝毎日新聞「日勝作品とコラボ 写真家が思い語る」2023年8月30日
十勝毎日新聞「日勝の馬 写真とコラボ」2023年8月26日
北海道新聞「『未完の馬』に重ねたユルリ島の野生馬」2023年8月23日
北海道新聞「河﨑秋子の元羊飼いの書棚から」2023年8月13日 >> Click
毎日新聞「神田日勝・農耕馬の油絵×岡田敦さん・ユルリ島の馬」2023年8月13日
AIRDO機内誌 rapora「馬に会いたくて。」2023年8月号
デジタルカメラマガジン「Special gallery EPITAPH」2023年8月号
CAPA「北海道には馬だけが暮らす無人島がある」 2023年7月28日 >> Click
北海道新聞「ユルリ島紹介の本 店頭に」2023年7月19日
北海道新聞「無人島の馬を通して歴史追う」2023年7月18日
デジカメ Watch「写真を巡る、今日の読書」2023年6月28日 >> Click
北海道新聞「根室・ユルリ島の10年 一冊に」2023年6月15日 >> Click


 

 

JRA賞馬事文化賞受賞

 

2023年度 JRA賞馬事文化賞受賞

書籍『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』

 

賞概要と選考経過

JRA賞馬事文化賞は、当該年度において文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演、催事、テレビ番組等を通じ馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与される。
2023年度のJRA賞馬事文化賞は、2022年11月から2023年10月末までの1年間に出版・制作等された馬・馬事に関する文化作品について、内容を個々に検討のうえ、2023年12月の第1回選考委員会を経て、2024年1月の第2回選考委員会で、(著者)岡田敦氏の『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』に決定した。

 

受賞作概要と受賞理由

根室半島沖に浮かび、今は無人島となった「ユルリ島」の魅力に引きつけられた著者が、島に残され消えゆく馬たちの記憶をとどめるため、幻想的な写真とともに、様々な角度からアプローチして幻の島に迫ろうとした作品。
馬がいた時代の情景が見えてくるような地元の方との対話が自然で素晴らしく、詩のような世界を構成している写真とともに、あらゆる面からユルリの記憶を残そうとする著者の熱意と真摯で誠実な取り組み方が評価された。

 

受賞コメント

北海道の東の果てに、馬だけが暮らしている島がある。そんな不思議な島の話を耳にしたのは、いまから15年ほど前のことでした。無人島になぜ馬がいるのか。馬はどこからやってきたのか。多くの謎を秘めたその島に僕は心を奪われ、気づけば30代の全てをささげていました。
ユルリ島、消えゆくことが運命づけられた馬たちの島…。その光景と歴史を永遠に遺したい。『エピタフ』、すなわち“墓碑銘”と名づけたこの本に刻んだユルリ島にまつわる物語が、日本の馬事文化を伝える歴史ある賞のもと、時代を超え、多くの人たちに語り継がれてゆくことを願っています。このたびは名誉ある賞をいただき、ありがとうございました。

2024年1月9日 岡田 敦

 

2023年度JRA賞馬事文化賞の詳細
https://www.jra.go.jp/news/202401/010904.html


 

 

幻の馬

 

神田日勝記念美術館
開館30周年記念展Ⅱ

図録『神田日勝 × 岡田敦 幻の馬』

 

収録:企画展「幻の馬」記念インタビュー
岡田 敦 “消えゆくもの”へ、思いをめぐらせて。

発売:2023年8月11日
価格:1,500円+税
判型:210mm×148mm
総頁:28ページ

企画構成:川岸真由子、立田栞那
編集:川岸真由子、杉本圭吾
デザイン:青坂さつき
発行:神田日勝記念美術館

オンラインショップ
https://kandanissho.com/store/

 

 

展覧会概要

本展(2023.8.11-10.28)は、北海道を代表する洋画家として知られる神田日勝(1937-1970)の絵画が並ぶ空間で、北海道出身の写真家・岡田敦の作品群をご覧いただける、コラボレーション企画展です。

北海道根室半島沖に浮かぶ「ユルリ島」。戦後高度経済成長期に漁業の場となっていたこの島は、現在は北海道の天然記念物に指定された無人島となり、かつて島民の生活を支えていた馬たちの子孫が、人の営みから遠く離れ、数頭の群れをなして暮らしています。そんな彼らの姿をおさめた岡田の写真は、いずれ消えゆく命を捉えながらも、えも言われぬ幻想的な空気をまとっています。

日勝もまた戦後50年代、60年代を鹿追で馬耕に勤しみながら過ごし、未完の馬の絵をのこして32歳で夭折しました。半身の姿で永遠にのこされることとなった馬は、観る者の想像力を掻き立て、その幻の完成像を各々の胸中に抱かせることでしょう。

日勝の手、岡田の眼によって、作品として永遠の命を吹き込まれた「馬」たちの「邂逅」にどうぞご注目ください。

 

 

神田日勝

1937年東京生まれ。終戦直前の7歳のときに一家で北海道の鹿追に入植する。農業をするかたわら独学で油絵をはじめ、北海道を代表する画家として評価を得つつも、32歳の若さで夭逝した。NHK連続テレビ小説「なつぞら」(2019)に登場した山田天陽のモチーフとなった画家でもある。

 

 

神田日勝記念美術館
北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
http://kandanissho.com

 

 

第31回馬耕忌講演会録

2023年8月27日
鹿追町民ホール ミュージカルホール
演題「“ユルリ島の馬”と“未完の馬”」

全文公開
https://kandanissho.com

 

 

岡田 敦 | 写真家 | 芸術学博士

1979年、北海道生まれ。2003年、大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。同大学在学中に富士フォトサロン新人賞を受賞。2008年、東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程を修了し、博士の学位を取得。同年、写真集『I am』(赤々舎)で“写真界の芥川賞”とも称される木村伊兵衛写真賞を受賞。2011年、北海道根室半島沖に浮かぶユルリ島に渡島し、馬を被写体とした作品の制作を開始する。かつて人が持ち込んだが、いまでは無人となった島で野生化した馬を追った一連の作品は話題となり、2014年に北海道文化奨励賞、2017年に東川賞特別作家賞を受賞。2023年、ユルリ島での10年余りにわたる活動の記録をまとめた書籍『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』(インプレス)を発表し、同作品にてJRA賞馬事文化賞を受賞。同年、北海道鹿追町にある神田日勝記念美術館で開館30周年記念展Ⅱ「神田日勝×岡田敦 幻の馬」を開催。その他の写真集に『ataraxia』(青幻舎/2010年)、『世界』(赤々舎/2012年)、『MOTHER』(柏艪舎/2014年)、『安田章大写真集 LIFE IS』(マガジンハウス/2020年)などがある。作品は北海道立近代美術館、川崎市市民ミュージアム、東川町文化ギャラリー、東京工芸大学写大ギャラリーなどに収蔵されている。

ユルリ島 ウェブサイト

 

https://www.yururiisland.jp

制作 : 岡田敦写真事務所

Okada Atsushi | Photographer | Doctor of Arts

Born 1979 in Hokkaido, Japan. Graduated from the Department of Photography, Faculty of Art, Osaka University of Arts in 2003, and received his doctorate (Art) from the Graduate School of Arts, Tokyo Polytechnic University in 2008. In the same year, he won the Kimura Ihei Award, also known as the “Akutagawa Prize of the photography world.” He has also won the JRA Equine Cultural Award, the Hokkaido Cultural Encouragement Award, the Higashikawa Awards Special Photographer Award, and the Fuji Photo Salon New Face Award. His published works include “I am” (AKAAKA Art Publishing, 2007), “ataraxia” (Seigensha Art Publishing, 2010), “THE WORLD” (AKAAKA Art Publishing, 2012), “MOTHER” (Hakurosha, 2014), “YASUDA Shota Photo Collection: LIFE IS” (Magazine House, 2020) and “epitaph: The Light Trail of Yururi Island” (Impress Corporation, 2023). His works are in the public collections of the Hokkaido Museum of Modern Art, the Kawasaki City Museum and the Higashikawa Bunka Gallery. He has been photographing Yururi Island since 2011.

Yururi Island Website

https://www.yururiisland.com

Planning and Production:Office Okada Atsushi

 

 

 

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Office Okada Atsushi
E-Mail: office@okadaatsushi.com

 

岡田敦写真事務所

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E-Mail: office@okadaatsushi.com

 

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II 当サイトに掲載しているユルリ島の写真及び映像は、島の環境及び動植物の調査・研究のため特別に許可を得て撮影しています。ユルリ島は北海道の天然記念物に指定されているため島への無断上陸は禁止されています。

 

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